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【ドクター監修】分かる!治る!いちばんやさしいヘルニアサイト » 頸椎椎間板ヘルニアとは? » 「首」が原因で起こる様々な病気 » 変形性頚椎症

変形性頚椎症

日本人が悩まされることの多い首の痛み。軽い症状だと、少しくらいの痛みなら、そのままにしてしまいがちなものです。しかし、その痛みは何らかの病気のサインかもしれません。

このページでは、首が原因で起こる病気の一つである「変形性頚椎症」の原因や対策など、知識をまとめてご紹介していきます。

変形性頚椎症とは?

頭蓋骨を支えている頚椎は全部で7つあり、その中には脊髄が入っています。変形性頚椎症は、変形した頚椎が中にある脊髄などを圧迫している状態です。

頚椎の間にある椎間板が、老化により変形してすり減ってしまうと、骨(頚椎)同士が直接ぶつかり合うようになり、骨に棘が出てきてしまいます。すると、骨のとがった部分が脊髄などを圧迫し、首や肩の痛みなど様々な症状を引き起こすのです。

同じような症状があらわれる頚椎椎間板ヘルニアは、壊れてしまった椎間板によって脊髄などが圧迫されるのに対し、変形性頚椎症は変形した骨によって脊髄が圧迫されるのが特徴となっています。

変形性頚椎症の症状

変形性頚椎症には、大きく分けて三つの症状があります。一つ目は、軸症と呼ばれる症状。肩こりや首の痛みなどがこれにあたります。二つ目は神経根症状。これは手や腕がしびれたり、腕があがらなかったりする状態です。そして、三つ目が脊髄症状。脊髄が圧迫を受けていることで、脳から手足への命令がうまく伝らなかったり、反対に手足からの情報が脳へと伝わらなくなったりして起きる症状です。歩行困難や知覚異常といった状態になります。

変形性頚椎症の検査・診断方法

変形性頚椎症の疑いがある場合、レントゲン写真やCTで骨の変形について調べます。また、骨がずれているかを調べるために、首を動かした状態でレントゲン写真を撮ることも。神経や脊髄の圧迫に関しては、MRIで調べます。

また、このような検査の他にも、神経根症状のテストというものがあります。テストは以下の2種類です。

変形性頚椎症が起こる原因と対策

変形性頚椎症は、首の動かしすぎや、老化による椎間板のすり減りなどが原因です。変形性頚椎症で痛みを感じている場合、痛みの起きる首の位置にならないようにすることが大切。就寝するときに、枕の高さや位置を工夫するのも一つの方法です。

治療の方法は、外科的治療を行わずに投薬などの内科的治療のみを行う保存的療法と、患部の切除手術など手術を行って治す手術療法 の2種類があります。保存的療法には首にカラーを装着したり、頸椎を牽引したりする方法、超音波やレーザーを当てて行う温熱療法や薬物療法といった方法があります。

手術療法には、前方除圧固定術や脊柱管拡大術が挙げられます。軸症や神経根症の場合、保存的療法で状態を改善することが可能です。

監修医情報

Supervision

伊東信久先生

伊東くりにっく院長 伊東信久先生

形成外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科など、幅広い分野で医療に携わり、2006 年に伊東くりにっくを開業。日本では数少ない椎間板ヘルニアのレーザー治療専門のクリニックとして、著名人をはじめヘルニアで悩む多くの方の治療に携わる。

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