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排尿障害(尿漏れ・頻尿)

ここでは腰椎椎間板ヘルニアで排尿障害(尿漏れ・頻尿)になる原因と治療法について解説しています。

どういった排尿障害が起きるのか

腰椎椎間板ヘルニアを患うことで、頻尿や尿漏れ、尿閉といった排尿障害が起こる可能性があります。

頻尿について~ヘルニアからの排尿障害~

頻尿とは、お手洗いが近くなる、お手洗いの回数が多いといった症状を指します。1日に8回以上お手洗いに行く人は要注意です。ただし、この回数はあくまでも目安であり人によって排尿回数は違うもの。例え1日の回数が8回以下であっても、今までより多いと感じるなら頻尿の可能性があります。

尿漏れについて~ヘルニアからの排尿障害~

頻尿に近い症状として、尿漏れが発生することもあります。背骨の中にある椎間板の中心にある髄核が飛び出してしまうと、足や膀胱の神経を圧迫。神経が圧迫されることにより、尿のコントロール機能が低下します。それが原因で尿漏れや頻尿が起きてしまうのです。

尿閉について~ヘルニアからの排尿障害~

一方の尿閉は、尿が出なくなってしまう症状です。残尿がある尿閉を不完全尿閉、全くでない状態を完全尿閉と呼び、椎間板ヘルニアにより脊椎が圧迫されることで起こります。

それと同時に椎間板ヘルニアでは脊椎内にある細長い空間も圧迫されます。

この空間には複数の神経が通っていて、その神経が圧迫されることで、尿閉を誘発します。複数の神経が圧迫されると、尿閉と同時に、腰痛や神経痛など様々な症状が発生することになるでしょう。

尿意を感じてお手洗いに行ってもなかなか排出されない、お腹に力を入れないと出てこないといった状態や尿漏れが起きた場合は排尿障害になっていると考えられます。

排尿障害の危険性

排尿障害は放置せず、医師に相談することをおすすめします。排尿障害には、椎間版ヘルニア以外にも原因が考えられるからです。

前立腺肥大症や過活動膀胱など別の病気でも起こります。もしかすると、椎間板ヘルニアと他の症状が同時に発症しているかもしれません。

頻尿や尿漏れと同時に腰痛が続くようなら医師に相談してみましょう。特に、尿閉を放っておくのは危険です。

特に気を付けるべきは尿閉

尿が排出されないことで膀胱の圧が強まり、尿が逆流。そうなると腎臓にも負担がかかり、腎不全や膀胱破裂を起こすおそれがあります。膀胱破裂は腹膜炎につながり、最悪の場合命に関わる事態にもなりかねません。

そうならないためにも、自身の排尿管理は気に掛けてください。何度もお手洗いに行くようになった、尿が出づらい。そのような症状が起きるようであれば、早めに病院に行きましょう。加えて腰の痛みや手足のしびれも感じるようであれば、椎間板ヘルニアである可能性があります。

椎間板ヘルニアによる排尿障害とは

椎間板ヘルニアと診断されても最初はリハビリなどの理学療法や温熱療法、投薬療法など保存療法が行われることが原則です。

これは様子を見ながらきちんと原因を特定していくという考え方があるからです。

排尿障害が起きている場合は早急に手術が必要

例外的に早急に手術が必要とされるケースがあります。

それは椎間板ヘルニアの症状として尿もれや頻尿など排尿障害が起きている場合です。

2種類ある椎間板ヘルニアで手術が必要なのは馬尾型

実は椎間板ヘルニアには神経根型と馬尾型の2つのタイプがあります。

神経根型は進行しにくいので手術を行わずに治療が進められます。しかし、問診や神経学的検査、膀胱機能検査で排尿・排便障害が認められ馬尾症候群と診断された場合は、緊急手術の対象となります。

椎間板ヘルニアによる排尿障害の原因は飛び出した椎間板が膀胱や腸をつかさどる馬尾神経が強く圧迫され傷つけられていることで起こります。

形が馬の尻尾に似ていることから馬尾神経と呼ばれますが、この神経は排尿や排便だけでなく下半身の運動や感覚機能と密接に関わる部分なので非常に重要なのです。

馬尾症候群が迅速な治療が求められる理由

馬尾全体が圧迫されて生じる重篤な神経症状を馬尾症候群と呼び、日本整形外科学会/日本脊椎脊髄病学会の腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドラインでも馬尾症候群を伴う腰のヘルニアは発症後早期に手術を行うことが望ましいとしています。

仮に椎間板ヘルニアで排尿・排便障害が起きているのを放置しておくと、足の感覚が麻痺して歩行困難になり、将来寝たきりになってしまう可能性もあります。

特に急性の腰椎椎間板ヘルニアを原因とする馬尾症候群は長い時間が経過してしまうと神経症状の回復が不良とされているため、発症後48時間以内に手術を行うことが勧められます。

手術を行うタイミングは排尿障害と膀胱直腸障害の度合いによって変わりますが、馬尾症候群と思われる症状が見られる場合は、できるだけ早く病院で検査を受けて医師と相談することが重要です。

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監修医情報

Supervision

伊東信久先生

伊東くりにっく院長 伊東信久先生

形成外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科など、幅広い分野で医療に携わり、2006 年に伊東くりにっくを開業。日本では数少ない椎間板ヘルニアのレーザー治療専門のクリニックとして、著名人をはじめヘルニアで悩む多くの方の治療に携わる。

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