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坐骨神経痛

坐骨神経痛とは何でしょう?原因となる病気、その治療法などについて解説します。

坐骨神経痛とは「症状」の名前

坐骨神経痛とは、その名のとおり、坐骨神経の通っている部位が痛む症状のことです。

その坐骨神経とは、腰から足に流れている神経の総称。これは、さまざまな原因によって痛みを発症します。

痛みの主な原因としては、腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症です。前者は比較的若い世代に発症し、後者は比較的高齢者に多く発症します。

なお、坐骨神経痛という一つの病気があると誤解されている面もありますが、あくまでも、坐骨神経痛は「症状」の名称。「頭痛」「腹痛」などと同じです。

何が原因で坐骨神経痛が起こっているのか

坐骨神経痛の症状が現れたら、 まずはその原因となる病気を特定しなければなりません。すでに述べたように、主な原因は、腰椎椎間板ヘルニアか、腰部脊柱管狭窄症。ほかに、梨状筋症候群、脊髄腫瘍、変形性腰椎症などもあります。

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の軟骨組織が壊れて神経を圧迫している状態。腰部脊柱管狭窄症は、背骨の真ん中を通る空間が狭くなって神経を圧迫している状態です。いずれの症状も同じように腰や足の痛みですが、原因が異なるために治療法も異なります。

坐骨神経痛の治療と再発予防

脊髄腫瘍のような、手術をせざるを得ない病気を除いて、坐骨神経痛はまず、「痛み」をとることで症状が落ち着きます

そのため、治療の第一歩は保存療法。つまり安静にするということです。

就寝中などに思わぬ動きをしないためにも、通常はコルセットを装着して安静します。もちろん安静とは言っても、終日横になっているわけではありません。激しい動きをしないよう注意して日常を過ごす、という意味での安静です。軽症であれば1週間程度で症状は改善し、長くとも半年程度で改善します。

保存療法でも改善の見通しがたたない場合には、薬物療法や理学療法が試され、さらに排尿や排便が困難になるまでに悪化した場合には、手術療法が選択されます。

坐骨神経痛は、安静にしていれば痛みは改善することがほとんどですが、症状の原因となる「軟骨の損傷」や「背骨の管の変形」が治るわけではありません。その意味では、再発の恐れがあります

再発させないためにも、医師の指示にしたがった筋力トレーニングも取り入れて、肥満予防・健康維持に努めることが大事です。

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