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ヘルニア治療で使われるブロック注射とは?

ブロック注射とは?

ブロック注射とは脊髄に局所麻酔を打って痛みを緩和する方法です。痛みが緩和されると、血流がよくなり、筋肉のこわばりも解消されます。

ブロック注射をする場合、薬物療法と併用して複数回行われる治療方法です。

ブロック注射のメリット・デメリットについて詳しく見てみましょう。

ブロック注射のメリット

すぐに効果が出る

ブロック注射は痛みを発生させている患部に直接注射をします。そのため、即効性があるのです。人によって効果の現れ方に差があり、注射を受けて半日で効果が現れる人もいれば、翌日から現れる人もいます。

効果が長く続く

ブロック注射は炎症を起こしている部分に麻酔を届けて、炎症を鎮静化させる作用があります。炎症が治まることにより、血流を改善して痛みの悪循環を断ち切ることを可能にするのです。

治療時間が短い

ブロック注射は注射なので、数分程度で治療が完了します。しかし、ブロック注射を受けると一時的に神経が麻痺するため、歩行が困難に。そのため、30分~1時間程度、治療を受けたクリニック・病院で休む必要があります。

保険が適用される

ブロック注射は保険適用の治療。治療費は3割負担となりますが、1万円以下で受けられるクリニックがほとんどです。ただ、ブロック注射だけの費用であれば手頃な価格で済みますが、初診料・再診料・レントゲン検査料などが必要な場合、その分費用もかかります。

ブロック注射のデメリット

患部に細菌が入り込み感染症を招く場合がある

極めてまれなケースですが、注射した部分から細菌が入り込み、患部が化膿してしまうこともあります。ブロック注射を受けた後に、背中の急な痛み、高熱、足のしびれなどが起こった場合は細菌に感染してしまった可能性があるので、急いで病院へ連絡しましょう。

重度のヘルニアには効かない

ブロック注射は痛みを感じる信号をブロックして痛みを抑える方法です。しかし、進行性の麻痺や排尿障害をともなうような重度のヘルニアの場合には外科的手術が優先される場合があります。ブロック注射は軽度~中度のヘルニアに有効な治療方法だといえるでしょう。

ブロック注射の流れ

ブロック注射はレントゲン撮影が必要な治療です。注射当日はレントゲン室で処置をします。注射前に皮膚麻酔をして、ブロック注射を実施。

レントゲン撮影から注射までの時間を含めて、約20分程度です。注射自体は1分程で完了します。

注射後は、車いすかストレッチャーで安静室へ移動。30~1時間程度、横になります。途中、看護師さんが血圧測定・経過観察のために何度か訪れるので何か気になることがあれば、そのときに伝えましょう。何も問題なく安静時間が過ぎたら、帰宅となります。

ブロック注射の種類

ブロック注射にはさまざまな種類があるので、違いについて解説します。

仙骨裂孔ブロック

腰椎椎間板ヘルニアや脊柱狭窄症の治療に使われるブロック注射です。2~3回のブロックでよくなることが多いと言われています。

硬膜外ブロック

硬膜外腔と呼ばれる脊髄の外側にある部位に麻酔やステロイド剤を打ち、神経をブロックします。

星状神経節ブロック

肩や腕、頭部など交感神経が集まる部位に打つ注射です。血流の流れを良くしたり、酸素や栄養を供給して、痛みを緩和します。

神経根ブロック

仙骨裂孔ブロック・硬膜外ブロックが効かない強い神経痛の場合に用いられます。

基本DATA

監修医情報

Supervision

伊東信久先生

伊東くりにっく院長 伊東信久先生

形成外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科など、幅広い分野で医療に携わり、2006 年に伊東くりにっくを開業。日本では数少ない椎間板ヘルニアのレーザー治療専門のクリニックとして、著名人をはじめヘルニアで悩む多くの方の治療に携わる。

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