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ラブ法

ここでは、椎間板ヘルニア治療で行われる手術の特徴やメリット・デメリットについて解説しています。

ラブ法とは

ラブ法は、全身に麻酔を打って行い、背中を5~6センチほど切開して、靭帯の一部ごとヘルニアを摘出する手術です。手術時間は30分から最長2時間ほどで、入院期間は術後1~3週間が目安。手術の際、患者はうつぶせの姿勢をとるので、血管の圧迫を起こさないように特別な手術台を用いるのが特徴です。

全身麻酔を打った後、事前に撮影したX線写真で確認しながら切開する位置を決定し、印を付けます。次に背中の皮膚を3~4センチほど切開し、筋肉をはがすようによけながらヘルニアにアプローチしてくのが主な流れです。

この時、周りの神経を傷つけないように細心の注意を払いながら、黄色靭帯と呼ばれる靭帯と一緒にヘルニアを切除していきます。ヘルニアのとり残しがないか確認して、問題がなければ傷口を縫い合わせて手術が終了します。

ラブ法のメリット・デメリット

ラブ法のメリット

ラブ法による手術費用は約24万円。保険適用できますので、3割負担として入院費を含めても約10万円に抑えられます。厚生労働省によると、ヘルニアの治療にかかる平均自己負担額が約51万1000円であることから、金銭的負担を抑えて治療できる点が大きなメリットと言えるでしょう。

またラブ法は、顕微鏡下手術の発達によって安全性が向上しており、他の切開・摘出手術と比べて、傷口を小さく手術することが可能になりました。近年では、靭帯を切除した後に靭帯を修復・回復させる手段が登場したため、以前に比べてラブ法を受けるリスクは低いといえます

ラブ法のデメリット

手術してヘルニアをすべて摘出した後でも、再発のリスクは3%あるといわれています。術後の生活に制限や条件はありませんが、腰に負担をかけると再発してしまう可能性があるため、注意が必要です。

ラブ法に関する体験談

深刻なヘルニアと診断されるも完治(年齢不詳/男性)

痛みに悩まされ、今まで整形外科や別の病院に通院していましたが、一向に治らず。ラブ法で切開したところ神経と癒着しており、かなり深刻な状態だったようです。今は痛みがなく、確実に治せてほっとしています。

術後の生活は苦しかったです(年齢不詳/男性)

ラブ法の術後は仰向け状態で一切動けません。尿管を通して排便を行い、飲み物はストローを通していただきます。手術を受けた当日は体を切った痛みや発熱が生じて辛かったです。

座れないほどひどかった痛みがほぼ完治した(年齢性別不詳)

ラブ法を受けて1週間ほど入院し、費用も13万円と安価で抑えられました。痛みが強すぎて10分も椅子に座れなかったのですが、今はほぼ完治しており痛みもありません。

抜糸が痛く、術後の身体的な負担が大きい(年齢性別不詳)

切開の手術を受け、リハビリに通っています。約2週間の入院でしたが、尿管を通して排便するために痛かった覚えがあります。また、患部の抜糸も痛かったので、負担を感じました。

患部に違和感はあるものの、痛みがなくなった(年齢性別不詳)

右太ももに激痛が走るようになり、病院に駆け込みました。ラブ法には再発のリスクがあることを説明してもらった上で手術することに。痛みは抜けたものの患部に違和感があります。しかし気になるほどではありません。

監修医情報

Supervision

伊東信久先生

伊東くりにっく院長 伊東信久先生

形成外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科など、幅広い分野で医療に携わり、2006 年に伊東くりにっくを開業。日本では数少ない椎間板ヘルニアのレーザー治療専門のクリニックとして、著名人をはじめヘルニアで悩む多くの方の治療に携わる。

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