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切開手術

ヘルニアの切開手術について、ドクター(監修医:伊東くりにっく院長 伊東信久先生)が解説!また、ヘルニアの切開手術の仕組み、効果、メリット・デメリットのほか、注意点や体験談、基本情報(費用、施術時間、施術をうけられる場所、入院の有無など)をまとめて紹介しています。

ドクターのピンポイント解説!ヘルニアの切開手術とは

ドクター伊東の画像

安静治療などで改善が見られず、痛みやしびれに耐えられなくなった場合には、ヘルニアの手術が行われることになります。またぎっくり腰を何度も繰り返しているような場合にも同様です。こうした患者さんは、椎間板ヘルニアを患っている方の2割程度といると言われています。ヘルニア手術の場合、手術後1週間は安静にしていなくてはならず、その後も1ヶ月はリハビリが必要になるため、平常の生活に戻るまで、時間がかかることを留意してください。

監修医:伊東くりにっく院長 伊東信久先生のプロフィール

日本では数少ない椎間板ヘルニアのレーザー治療専門「伊東くりにっく」院長として、著名人をはじめヘルニアで悩む多くの方の治療に携わる。著書に「Dr.イトーのせつない腰痛すっきり解消(しののめ出版 2008)」「しつこい肩こり・首痛、らくらく解消法(KKベストセラーズ 2011)」「腰痛は医者の言葉を信じるな!(ワニブックス 2013)」など。

切開手術はすべての人が必要なわけではない

椎間板ヘルニアにかかったとしても必ずしも手術が行われるわけではありません。というのも時間が経過すると症状が改善に向かうことがあるからで、医学的に緊急性を要すると判断されない限り、即座に手術ということはありません。

初期の段階では安静にして薬物治療やブロック治療などの保存治療を行うことが基本です。
3ヶ月以上症状が収束せずに保存治療で改善が見られず、患者が痛みやしびれに耐えられない場合にはヘルニアの切開手術が検討されます。

また3ヶ月経過しなくても手術が行われることもあります。厚生労働省の作成した診療ガイドラインでは「排尿・排便障害がある場合」は48時間以内に緊急の手術を行うことが勧められています。

一昔前までは比較的安易に手術が行われていましたが、手術のリスクや椎間板ヘルニアの痛みやしびれといった症状が保存治療のみで軽減することがあるため、現在では切開手術に至るのはヘルニア患者の4分の1~5分の1程度と言われています。

最近では新しい治療方法も開発されていますし手術方法にも種類がありますので、医師とよく相談して症状に合わせて自分に合った治療方法を見つけることが重要です。

椎間板ヘルニアの手術の種類

腰椎椎間板ヘルニアの手術には「直視下」「顕微鏡下」「内視鏡下」の3種類があります。どれも飛び出したヘルニアを切除する手術という意味では同じで、患部をどのような方法で見ながら手術をするかという違いだけです。

直視下、顕微鏡下

直視下や顕微鏡下手術では背中を10cmほど切り開いて、そこから飛び出している椎間板部分にまでメスを入れます。ラブ法と呼ばれるもので最も一般的な方法ですが、切開部分が大きく全身麻酔を行うため、他に心臓病や糖尿病などを患っている場合は大きなリスクがあります。

また麻酔をかけるので手術中の痛みはなく脊髄や神経根などは避けて手術は行われますが、手術器具が触れてしまうことで後遺症が残ることがあります。近年は直視下ではなく顕微鏡下手術の発達により安全性は高くなってきています。

手術時間は1~2時間で終わりますが、術後1週間は安静にしている必要があり、その後も1ヶ月かけてリハビリをしなければならないので元の生活に戻るまでかなりの時間がかかります。

内視鏡下

内視鏡下手術では背中を3~4cmほど切ってそこから手術用の内視鏡を入れて手術を行います。内視鏡の映像を画像モニタで確認しながらヘルニアを切除するため手術時の可視範囲は限られます。

切開部分が小さく出血も少ないというメリットがありますが、手術をするには高い技術と経験が必要になるため、どの病院でもこの手術が受けられるわけではありません。内視鏡下を予定していてもヘルニアの状態によっては直視下手術に変更になることもあります。

手術時間は1~2時間で終わり、術後の安静期間は数日、全体の入院期間も1週間以内で済みますので直視下と比較すると患者の負担は少なくて済みます。

切開手術の効果の現れ方

切開手術を行うと神経がヘルニアで圧迫されている部分を除去することになるため、強い痛みを感じていた人がスッキリ軽くなる効果が期待できます。ただ下肢のしびれや突っ張り感など神経根の障害が関わる症状については残ることがあります。

また手術を行ったとしても後からまた椎間板が押されて飛び出しヘルニアが再発してしまうこともあります。突出したヘルニアを大きく削ってしまうと椎間板のクッションとしての役割がなくなってしまい、それが痛みにつながってしまうことも考えられます。

切開手術は激痛の悩みを解消できるという効果がありますが、万能ではありません。手術を受ける際にはメリットだけでなくリスクやデメリットもしっかり把握して理解した上で受けることをおすすめします。

失敗しないためのポイント

ヘルニアの切開手術のメリット・デメリット 

切開手術は、どうしても症状が改善しない場合や緊急事態の際に行われる手術。手術はどうしてすぐに行われないのか、メリット・デメリットについて詳しく見てみましょう。

メリット

直視下・顕微鏡下の場合

内視鏡下の場合

デメリット

直視下・顕微鏡下の場合

内視鏡下の場合

同じ切開手術でも、顕微鏡下と内視鏡下によってメリット・デメリットが異なっています。また、切開手術には顕微鏡下・内視鏡下問わずまれに感染・出血・神経の損傷などの合併症を引き起こすリスクや再発してしまうケースがあります。

ヘルニアの切開手術を受ける際には、メリット・デメリットを理解して、自分に合った施術をお医者さんと相談しながら決めましょう。

切開手術に関する体験談

痺れや痛みがなくなった(45歳/男性)

別の病院で手術を受けましたが、痛みや痺れが消えず、治る気配が一切なかったので、知人から紹介された病院で切開手術を受けました。

手術は約5時間かかりましたが、気持ちが悪くなることはなかったです。術後は痛み・痺れが完全になくなり、快適な日々を送れるようになりました!

術前の痛みにさよならできた(47歳/女性)

左足のふくらはぎに痺れと痛みがでるようになり、痛み止めの薬で治療をしていました。しかし、痛みはおさまらず、耐えきれなかったため、切開手術を受けることに。退院してから6か月たちますが、痛みは全くないので、手術して本当に良かったです。

高齢でも手術できました(90歳/女性)

高齢のため、手術は諦めていましたが、どうしても痛みを我慢できず、高齢でも切開手術をしてくれる病院を見つけ出し、施術することにしました。

退院後1ヶ月くらいは鈍痛がありましたが、徐々に痛みがなくなり、以前のように歩けるようになりました。

術後9時間後には歩けた!(33歳/女性)

切開手術を受けてから3時間程は少し痛みがあり辛かったです。しかし、術後9時間ほどすると、トイレに歩いて行けるほどに回復!手術を受けてから日常の動作がとても楽になりました。

ヘルニアだったことを忘れるくらいに回復(54/男性)

34年ぶりにヘルニアが再発。根本的な治療をしようと思い、切開手術を受けることにしました。退院後は、軽いヒリヒリとした痺れはありましたが、すぐに日常生活に戻ることができています。術後3ヶ月経過すると、ヘルニアだったことを忘れるくらいに回復しました。

基本DATA

「効果的な治療法とは」動画のサムネイル画像

動画で分かる!ヘルニアの効果的な治療法

手術は10分足らず!2時間あればその日に退院OK!メスを使わず、最小限の負担で治癒率95%!そんな、常識を覆すようなヘルニア治療があることを知っていますか? 「浪速のブラックジャック」こと、ドクター伊東が語る、おどろきのヘルニア治療とは?ヘルニアに悩む方は要注目です!

「ヘルニアは治る?効果的な治療法とは」
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監修医情報

Supervision

伊東信久先生

伊東くりにっく院長 伊東信久先生

形成外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科など、幅広い分野で医療に携わり、2006 年に伊東くりにっくを開業。日本では数少ない椎間板ヘルニアのレーザー治療専門のクリニックとして、著名人をはじめヘルニアで悩む多くの方の治療に携わる。

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