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ゴルフと椎間板ヘルニアの関係

タイガーウッズも4回経験!?
プロゴルファーも悩ませるヘルニアとは

世界的に有名なプロゴルファーのタイガー・ウッズも、ヘルニア闘病者のひとり。2015年からヘルニアとの闘いを続けており、2017年に4回目となるヘルニア手術を受けました。

2013年8月の試合でショットを打った際、背中にその場に崩れ落ちるほどの強い痛みを生じたウッズ。2014年に、1回目となるヘルニア治療を行いました。最初のヘルニア手術からわずか4ヶ月後の2015年9月に復帰しましたが再発を繰り返し、同年だけで2回のヘルニア手術を受けています。特に3回目の手術となった15年11月以降、1年以上も試合に出場ができませんでした。

2016年の復帰以降はツアーに参加し、その雄姿をファンに見せてくれたウッズ。しかし2017年に「腰と足の痛みの軽減」を目的に、4度目の手術を受けました。

現在は回復し復帰!

ファンや関係者が、ウッズの復帰への期待と「復活は難しいのでは?」不安を抱くなか、ウッズ自身は復帰に向けてリハビリに意欲的に取り組み、「ヘルニアの痛みから解放された時、再びプロゴルファーとして戦えるはず」とツアー復帰に前向きなコメントを発表。言葉通り、2018年の復帰時には世界ランク1199位からスタートしながらも、ツアー選手権への出場を果たしました。

椎間板間板ヘルニアとは?

ゴルフ愛好者の方に多く見られる腰痛が、「椎間板ヘルニア」。腰あたりで骨と骨の間のクッションとして働く椎間板が変形することで飛び出てしまい、神経を圧迫した時に生じる腰痛です。

発生したばかりの状態はぎっくり腰と症状がよく似ています。ヘルニアは、数日後に激しい痛みやしびれが臀部・足にまであらわれるのが特徴。痛みで動けなくなるケースもあります。

なぜゴルフでヘルニアが悪化する?

ゴルフではスイングをする際、瞬間的に強い負荷を腰にかけてしまいます。

その際、椎間板が変形。ゴルフのスイングは一瞬で動作が終わるぶん、スイングの途中で強い痛みを感じても、完全に振り切るまで動きを止めることができません。

仮に打ちはじめに違和感を覚えたとしても勢いよくスイングすることしかできず、打ち終わった時には椎間板が変形しており、ヘルニアの発症を招くケースがあります。

ゴルフで腰に負担をかけない方法

骨盤ショットをマスターする

ゴルフスイングでは、一度に2種類の動きが求められます。腕や肩などの上肢は上下運動。骨盤や脊柱などの下肢は回転運動を行ないます。

骨盤への負担を抑えるためポイントとなるのは、骨盤ではなく股関節やひざ関節、脚関節の使い方。

脊柱と骨盤を連動させるために、コマの動きをイメージしながら回転を加えるのが良いでしょう。

真っすぐの軸となるのが、脊柱と足。骨盤は、コマの胴体部分です。軸の動き次第で、ショットが変わります。

膝関節の使い方

バックスイングの最初のモーションであるテイクバッグからトップにかけては、左膝を右膝へ近づけます。トップの瞬間は、右膝関節をしっかり伸ばすことがポイント。

インパクトからフィニッシュにかけては足の使い方が逆になり、右膝を左膝へ近づけます。

フィニッシュ時、体重が乗るのは左膝関節。この時点で右膝関節は伸びた状態になります。

足関節の使い方

動作ごとに、左右の足を使い分けます。テイクバックからトップにかけては、体重を右足で支えて左足のかかとをあげます。反対にトップからフィニッシュにかけては、右足をヒールアップ。この時右足の底は、飛球線の後方を向くように意識してください。

骨盤角度を意識する

腰を思い切り回せば飛距離が伸びるわけではありません。動作によって回転の角度は変わりますが、ヘルニアの方は最大でも90度に留めましょう。

アドレスからトップにかけては、骨盤は右へ45度回転させます。トップからフィニッシュにかけては、アドレスの位置から左へ90度を上限に角度を変えてください。

それでもヘルニア(腰痛)がひどいなら

骨盤へ強い負荷をかけないようにゴルフを楽しんでいても、自分でスイングしている姿を客観的に見るのは難しいもの。

出来ているつもりでも実際には負荷がかかっており、椎間板は悲鳴をあげているかもしれません。

椎間板ヘルニアはぎっくり腰の症状とも似ているため自分での判断が難しく、放置していると数日後に立てないほどの強い痛みにつながることも。

重症化すると、医師からゴルフ自体を禁止される可能性もあります。ゴルフをいつまでも楽しむためにも、違和感を覚えたらできるだけ早く医師に相談してください。

監修医情報

Supervision

伊東信久先生

伊東くりにっく院長 伊東信久先生

形成外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科など、幅広い分野で医療に携わり、2006 年に伊東くりにっくを開業。日本では数少ない椎間板ヘルニアのレーザー治療専門のクリニックとして、著名人をはじめヘルニアで悩む多くの方の治療に携わる。

伊東くりにっくの公式HPを見る

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