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原因

胸椎椎間板ヘルニアの原因について解説します。発症例が少ないことから、原因がなかなか特定できないのが現状です。

原因特定が難しい胸椎椎間板ヘルニア

胸椎椎間板ヘルニアは、普通の生活をしていて発症する病気ではありません

そのため原因は不明である場合が多く、それどころか滅多に発症しない病気であるという点で、発見が遅れることもあります。

胸椎とは、背骨の真ん中あたりのことを指します。背骨の真ん中あたりは、ちょうど胸骨とつながっています。つまり胸椎とは、カゴのような形をした大きな骨組織の一部です。

そのため、安定性が非常に高く、同じヘルニアでも、腰椎や頸椎のヘルニアに比べると、発症例は非常に少なくなっています。

理屈のうえでは、胸椎は、上からの重力以外に負荷がかかる理由はありません。まれに背後や横から衝撃や圧迫が加わったとしても、その力はカゴ全体に分散されます。長年背骨の治療をしている整形外科医でも、医師人生のなかで10~20例ほどしか見ない、とも言われます。

想定できる原因~背中への強い圧迫~

原因不明であることが多いとはいえ、発症している人がいるのは確か。推測できる原因は2つあります。1つ目が加齢、2つ目が交通事故です。

加齢により、背中が少しずつ曲がってくると、胸椎にも継続的な負荷がかかります。もともと加齢で骨や筋力が弱っているところへの負荷ですから、場合によっては、胸椎椎間板ヘルニアを発症します。

また、交通事故によって強い衝撃が胸椎に加わった際にも発症することがあります。ただし、こうした外傷性の場合でも、最初に胸椎椎間板ヘルニアを疑う医師はまれで、ほかの原因を優先して検査するのが通常です。

さらに推測の範囲での原因を挙げるならば、強い圧迫によるマッサージ、という説もあります。もちろん、長年マッサージ師をしているプロであれば、どれだけ強い力を加えても、ヘルニアが生じるような施術は行わないでしょう。問題は、素人によるマッサージ、または台湾式マッサージのように、背中に立って乗るようなマッサージ。背骨に極端な負荷のかかるマッサージが、原因にもなり得るということです。

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