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治療法

胸椎椎間板ヘルニアの治療法について解説します。腰椎や頸椎のヘルニアに比べると、一般的な飲み薬やマッサージでの回復は難しいようです。

最終的には手術が行われる

胸椎椎間板ヘルニアの治療法は、外科的治療、つまり手術です。

もちろん、症状が軽く、とくに悪化している様子もない場合には、腰椎や頸椎のヘルニアと同様に、保存療法でも良いでしょう。

しかし、胸椎椎間板ヘルニアの場合、過去に病因の自然消滅事例が報告されたことはあるものの、基本的には進行性の病気と言われます。

進行性である以上は、結局、いつかは手術をしなければならない、というのが一般的な見解です。ただし、発症例が少ないという現状もあることから、果たして本当に手術がベストな治療法なのかについては、まだはっきりとした答えがだせないのも事実です。

手術の方法は、症状により、また医師の判断により異なります。大きく分けて3つ。

  • 側部からメスを入れて、神経を圧迫している椎間板を切除し、腰の骨や人工骨などで補って固定する手術。
  • 背部からメスを入れて、神経を圧迫している椎間板を切除する手術。
  • 胸からメスを入れて椎間板を切除し、腰の骨などを補完して固定する手術。

症状が歩行困難や排尿・排便障害に至った場合には、選択肢は手術しかありません

経験豊富な専門医のもとで手術すべし?

胸椎椎間板ヘルニアの手術は、かならず手術例のある専門医に行なってもらいましょう。

結論から言うと、胸椎椎間板ヘルニアの手術は50%の確率で脊髄損傷を負う、という報告があり、とても難しい手術であることは間違いなしです。腰椎や頸椎のヘルニアと比較しても、手術の危険性は格段に上がると言われています。

手術が難しいとされる理由は、胸椎と脊髄との空間が極めて狭いことが挙げられます。顕微鏡を用いるなどして慎重に手術が行われますが、それでも脊髄を傷つけてしまうほどの難しさです。

ただし、放置しても症状は進行するだけです。そのため、後遺症のリスクを踏まえたうえでも手術をするべきだ、というのが日本整形外科学会の見解です。

手術を避けられない以上は、胸椎椎間板ヘルニアの手術を行なった経験のある医師にお任せすべきでしょう。

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